医療用医薬品 : ランジオロール塩酸塩 |
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総称名 | ランジオロール塩酸塩 |
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一般名 | ランジオロール塩酸塩 |
欧文一般名 | Landiolol Hydrochloride |
製剤名 | 注射用ランジオロール塩酸塩 |
薬効分類名 | 短時間作用型β1選択的遮断剤 |
薬効分類番号 | 2123 |
ATCコード | C07AB14 |
KEGG DRUG |
D01847
ランジオロール塩酸塩
|
KEGG DGROUP |
DG01653
抗不整脈薬
|
JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ランジオロール塩酸塩点滴静注用50mg「F」 (後発品) | LANDIOLOL HYDROCHLORIDE intravenous for drip use | 富士製薬工業 | 2123404D1041 | 1930円/瓶 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
ランジオロール塩酸塩点滴静注用150mg「F」 (後発品) | LANDIOLOL HYDROCHLORIDE intravenous for drip use | 富士製薬工業 | 2123404D3036 | 5181円/瓶 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
投与時期 | 用法及び用量 | 適宜調整 | |
投与開始から1分間 | 投与開始1分後以降 | ||
体重\投与量 | 0.125mg/kg/min | 0.04mg/kg/min | 0.01〜0.04mg/kg/min |
30kg | 22.5mL/時 | 7.2mL/時 | 1.8〜7.2mL/時 |
40kg | 30.0mL/時 | 9.6mL/時 | 2.4〜9.6mL/時 |
50kg | 37.5mL/時 | 12.0mL/時 | 3.0〜12.0mL/時 |
60kg | 45.0mL/時 | 14.4mL/時 | 3.6〜14.4mL/時 |
70kg | 52.5mL/時 | 16.8mL/時 | 4.2〜16.8mL/時 |
投与時期 | 用法及び用量 | 適宜調整 | |
投与開始から1分間 | 投与開始1分後以降 | ||
体重\投与量 | 0.125mg/kg/min | 0.04mg/kg/min | 0.01〜0.04mg/kg/min |
30kg | 90.0mL/時 | 28.8mL/時 | 7.2〜28.8mL/時 |
40kg | 120.0mL/時 | 38.4mL/時 | 9.6〜38.4mL/時 |
50kg | 150.0mL/時 | 48.0mL/時 | 12.0〜48.0mL/時 |
60kg | 180.0mL/時 | 57.6mL/時 | 14.4〜57.6mL/時 |
70kg | 210.0mL/時 | 67.2mL/時 | 16.8〜67.2mL/時 |
投与時期 | 開始用量 | 最大用量 | ||
投与開始から1分間 | 投与開始1分後以降 | 投与開始から1分間 | 投与開始1分後以降 | |
体重\投与量 | 0.06mg/kg/min | 0.02mg/kg/min | 0.125mg/kg/min | 0.04mg/kg/min |
30kg | 10.8mL/時 | 3.6mL/時 | 22.5mL/時 | 7.2mL/時 |
40kg | 14.4mL/時 | 4.8mL/時 | 30.0mL/時 | 9.6mL/時 |
50kg | 18.0mL/時 | 6.0mL/時 | 37.5mL/時 | 12.0mL/時 |
60kg | 21.6mL/時 | 7.2mL/時 | 45.0mL/時 | 14.4mL/時 |
70kg | 25.2mL/時 | 8.4mL/時 | 52.5mL/時 | 16.8mL/時 |
投与時期 | 開始用量 | 最大用量 | ||
投与開始から1分間 | 投与開始1分後以降 | 投与開始から1分間 | 投与開始1分後以降 | |
体重\投与量 | 0.06mg/kg/min | 0.02mg/kg/min | 0.125mg/kg/min | 0.04mg/kg/min |
30kg | 43.2mL/時 | 14.4mL/時 | 90.0mL/時 | 28.8mL/時 |
40kg | 57.6mL/時 | 19.2mL/時 | 120.0mL/時 | 38.4mL/時 |
50kg | 72.0mL/時 | 24.0mL/時 | 150.0mL/時 | 48.0mL/時 |
60kg | 86.4mL/時 | 28.8mL/時 | 180.0mL/時 | 57.6mL/時 |
70kg | 100.8mL/時 | 33.6mL/時 | 210.0mL/時 | 67.2mL/時 |
体重\投与量 | 用法及び用量 | |
投与開始時 | 適宜調整 | |
1μg/kg/min | 1〜10μg/kg/min | |
30kg | 1.8mL/時 | 1.8〜18.0mL/時 |
40kg | 2.4mL/時 | 2.4〜24.0mL/時 |
50kg | 3.0mL/時 | 3.0〜30.0mL/時 |
60kg | 3.6mL/時 | 3.6〜36.0mL/時 |
70kg | 4.2mL/時 | 4.2〜42.0mL/時 |
交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤 レセルピン等 | 交感神経系の過剰の抑制をきたすおそれがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | レセルピン等のカテコールアミン枯渇剤が投与されている時にβ遮断剤のカテコールアミン遮断作用が加わると交感神経活性が過度に低下するおそれがある。 |
血糖降下剤 インスリン等 | 低血糖症状(頻脈等)をマスクすることがあるので、血糖値に注意すること。 | 血糖値が低下するとカテコールアミンが副腎から分泌され、心拍数を増加させるが、心臓のβ1受容体が遮断されていると、心拍数の増加が起きず、頻脈のような低血糖症状がマスクされるおそれがある。 |
カルシウム拮抗剤 ベラパミル ジルチアゼム等 [18.2.6参照] | 相互に作用が増強されるおそれがある。うっ血性心不全のおそれのある患者、洞房ブロック、房室ブロックのある患者では重度の低血圧、徐脈、心不全が発現するおそれがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | カルシウム拮抗剤とβ遮断剤は共に心収縮力や刺激伝導系の抑制作用、血圧低下作用を有するため、これらの薬剤との併用により作用が増強するおそれがある。 |
ジギタリス製剤 [18.2.6参照] | 房室伝導時間が延長するおそれがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | ジギタリス製剤とβ遮断剤は共に房室伝導時間の延長作用を有するため、これらの薬剤との併用により作用が増強するおそれがある。 |
クラスI抗不整脈剤 ジソピラミド プロカインアミド等 クラスIII抗不整脈剤 アミオダロン ニフェカラント等 [18.2.6参照] | 過度の心機能抑制があらわれるおそれがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | クラスI抗不整脈剤及びクラスIII抗不整脈剤は刺激伝導系に対する抑制作用を有するので、これらの薬剤との併用で過度の心機能抑制作用が起こるおそれがある。 |
クロニジン | クロニジン投与中止後のリバウンド現象(血圧上昇)を増強する可能性がある。手術前数日以内にクロニジンを投与中止した場合には、本剤の投与を慎重に行うこと。 | クロニジンを投与されている患者でクロニジンを中止すると、血中カテコールアミンが上昇し、血圧上昇をきたす。β遮断剤を投与すると、カテコールアミンによるα刺激作用が優位になり、血管収縮がさらに増強されるおそれがある。 |
交感神経刺激剤 アドレナリン等 [13.2参照] | 血管収縮により、血圧上昇をきたすことがあるので注意すること。 | α、β刺激作用を有する薬剤の場合には、本剤により交感神経刺激剤のβ刺激作用が抑制され、α刺激作用が優位となり、血管収縮が起こるおそれがある。 |
コリンエステラーゼ阻害剤 ネオスチグミン ジスチグミン臭化物 エドロホニウム塩化物等 | 本剤の代謝を阻害し、作用が増強及び作用時間が延長するおそれがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 本剤はエステラーゼで代謝されるため、これらの薬剤との併用により本剤の作用が増強及び作用時間が延長するおそれがある。 |
フェンタニルクエン酸塩 プロポフォール [18.2.6参照] | 徐拍作用を増強するおそれがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | フェンタニルクエン酸塩及びプロポフォールは徐拍作用を持つ麻酔薬であり、これら薬剤との併用により、徐拍作用が増強するおそれがある。 |
プロカイン スキサメトニウム | 本剤及び他剤の作用時間が延長することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 同一の酵素によって代謝されるため、拮抗的な阻害を受けるものと推測される。ヒト血漿を用いたin vitro試験結果から、スキサメトニウムとの併用で本剤の血中濃度が最大20%程度上昇する可能性がある。 |
10%以上 | 1〜10%未満 | 1%未満 | |
循環器 | 血圧低下 | 徐脈、ST低下、肺動脈圧上昇 | |
呼吸器 | 喘息、低酸素血症 | ||
肝臓 | AST上昇、ALT上昇、総ビリルビン上昇 | γ-GTP上昇 | |
その他 | 白血球増多、血小板減少、Al-P上昇、LDH上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、尿酸上昇 |
C60min(ng/mL) | AUC0-∞(μg・min/mL) | T1/2(min) | CLtot(mL/min/kg) | Vd(mL/kg) |
1008±303 | 59.34±12.49 | 3.96±0.46 | 41.8±8.3 | 242±67 |
Tmax(min) | Cmax(ng/mL) | C61min(ng/mL) | AUC0-∞(μg・min/mL) | T1/2(min) |
2 | 2008±798 | 1237±329 | 82.43±23.52 | 3.47±0.44 |
Cmax(12-22min)(ng/mL) | Tmax(12-22min)(min) | AUC0-∞(μg・min/mL) |
1990±280 | 13±0 | 27.8±3.4 |
C11min(ng/mL) | T1/2(min) | C22min(ng/mL) |
655±136 | 3.5±0.3 | 1270±160 |
投与群 | 目標達成被験者の割合 | 調整解析a) |
目標達成被験者の割合 | ||
ランジオロール群 | 48.8%(40/82例) | 48.0%* |
ジゴキシン群 | 13.3%(13/98例) | 13.9% |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/05/22 版 |