医療用医薬品 : ハイゼントラ |
List Top |
総称名 | ハイゼントラ |
---|---|
一般名 | pH4処理酸性人免疫グロブリン(皮下注射) |
薬効分類名 | 血漿分画製剤(皮下注用人免疫グロブリン製剤) |
薬効分類番号 | 6343 |
KEGG DRUG |
D08779
pH4処理酸性人免疫グロブリン
|
JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
---|---|---|---|---|---|
ハイゼントラ20%皮下注1g/5mLシリンジ | Hizentra 20% S.C.Injection 1g/5mL syringe | CSLベーリング | 63434C2G1025 | 特定生物由来製品, 処方箋医薬品注) | |
ハイゼントラ20%皮下注2g/10mLシリンジ | Hizentra 20% S.C.Injection 2g/10mL syringe | CSLベーリング | 63434C2G2021 | 特定生物由来製品, 処方箋医薬品注) | |
ハイゼントラ20%皮下注4g/20mLシリンジ | Hizentra 20% S.C.Injection 4g/20mL syringe | CSLベーリング | 63434C2G3028 | 特定生物由来製品, 処方箋医薬品注) |
非経口用生ワクチン (麻疹ワクチン、おたふくかぜワクチン、風疹ワクチン、これら混合ワクチン、水痘ワクチン等) | 本剤の投与を受けた者は、生ワクチンの効果が得られないおそれがあるので、生ワクチンの接種は本剤投与後3ヵ月以上延期すること。また、生ワクチン接種後14日以内に本剤を投与した場合は、投与後3ヵ月以上経過した後に生ワクチンを再接種することが望ましい。 なお、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎に対する大量療法(200mg/kg体重以上)後に生ワクチンを接種する場合は、原則として生ワクチンの接種を6ヵ月以上(麻疹感染の危険性が低い場合の麻疹ワクチン接種は11ヵ月以上)延期すること。 | 本剤の主成分は免疫抗体であるため、中和反応により生ワクチンの効果が減弱されるおそれがある。 |
1%以上 | 1%未満 | 頻度不明注) | |
血液及びリンパ系障害 | 溶血 | ||
感染症及び寄生虫症 | 上咽頭炎 | ||
免疫系障害 | 過敏症 | ||
神経系障害 | 頭痛 | 浮動性めまい、片頭痛 | 振戦、精神運動亢進、灼熱感 |
心臓障害 | 頻脈 | ||
血管障害 | 高血圧 | 潮紅 | 低血圧 |
胃腸障害 | 悪心、腹部硬直 | 腹痛、下痢、嘔吐 | |
皮膚及び皮下組織障害 | 発疹、そう痒症 | 皮膚不快感 | じん麻疹 |
筋骨格系及び結合組織障害 | 筋骨格痛 | 関節痛、筋痙縮 | 筋力低下 |
全身障害 | 疲労 | 発熱、倦怠感、圧痛 | 悪寒、インフルエンザ様疾患、胸痛、疼痛、低体温 |
注射部位反応 | 腫脹、紅斑、疼痛、そう痒症、硬結、刺激感、温感、内出血 | 出血、不快感、炎症、発疹、腫瘤 | 潰瘍 |
臨床検査 | 血中クレアチニン増加 |
週1回投与(n=9) | 2週間に1回投与(n=9) | |
平均投与量(mg/kg体重) | 109±17.2 | 207±38.4 |
Cmax(g/L) | 10.63±1.70 | 11.63±2.03 |
Ctrough(g/L) | 10.04±1.63 | 9.86±1.68 |
AUC0-tau(h*g/L) | 1707±294 | 3561±594 |
dAUC(h*g/L/mg) | 0.24±0.04 | 0.26±0.04 |
評価項目達成数 n(%) (95% CI注1)) | 絶対リスク減少 (95% CI注2)) p値注3) | 評価項目達成数 n(%) (95% CI注1)) | 絶対リスク減少 (95% CI注2)) p値注3) | ||
プラセボ | 本剤0.2g/kg | 本剤0.2g/kg vsプラセボ | 本剤0.4g/kg | 本剤0.4g/kg vsプラセボ | |
再発又はその他の理由による中止注4) | N=57 | N=57 | −24.6 (−40.7,−6.2) 0.007 | N=58 | −30.4 (−46.0,−12.2) <0.001 |
36(63.2) (50.2,74.5) | 22(38.6) (27.1,51.6) | 19(32.8) (22.1,45.6) |
一般的名称 | pH4処理酸性人免疫グロブリン(皮下注射) |
---|---|
理化学知見その他 | 本剤は、L-プロリンを安定剤として含有する高濃度人免疫グロブリンである。 本剤は、50μg/mL以下のIgAを含む。 IgGサブクラスの近似分布は以下の通りである。 IgG1 62-74% IgG2 22-34% IgG3 2-5% IgG4 1-3% |
KEGG DRUG | D08779 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/05/22 版 |